埼玉県・鷲宮神社で行われた、大酉茶屋3周年記念・らき☆すた感謝祭。
らき☆すたファンにとっては御馴染みの聖地でのイベント。
近畿日本ツーリストの計画したアクセスツアーに参加して、はるばる行って参りました!
愛知と埼玉では、そうそう気楽に行ける距離じゃないですからね…。
で、感想なのですが。
楽しかった、なんて一言では到底語り尽くせない、充実した一日でした。
とりあえず行動を追う形で綴っていきたいと思います。
まず前日深夜、JR名古屋駅の待ち合わせ場所に集合。
といっても、名古屋から行くのは7人しかいませんでしたが。
寒い中しばらく待ち、予定時刻から遅れる事20分ほどでバスが到着、出発しました。
大阪から来た人が22人いて、計29人となったわけですが、座席は余裕で空いていて助かりました。
バスの中で熟睡しつつ、当日の7時頃に鷲宮庁舎駐車場に到着。
ツアー参加者の特典を受け取って特別住民票交付会場へ。
桜の花びらが舞う中、既に一般参加希望の方達が列を作っておりました。
ざっと百人はいたんじゃないですかね?
まだ開始4時間前だというのに、ファンのエネルギーは凄いものです。
しかしツアー参加者は特別席で式に参加できるとの事で、並びはしませんでした。
なので、早々と出店を出していた光寿司さんで弁当を買って、悠々と朝食。
この時らっきー☆SALEのスクラッチカードも一枚頂いたので、食べながら早速銀部分を削る。
で、結果が「当たり ストラップ」。
しばらく時間が停止しましたよ、びっくりしすぎて。
100枚中5枚しかないという当たりが、一枚目でいきなり出たものですから。
少し時間を掛けて何とか平静を取り戻し、弁当を完食したのでした。
更にしばらく経って開始2時間前。
一般の方の列がとんでもなく増えて、スタッフが整理に動き出しました。
もう千人はいってましたよ、間違いなく。
公布式会場のセッティングなども進められ、一般の方が増える中でいよいよ開始時間に。
ツアー参加者は最前に並べられた椅子に腰掛けてゆったり。
一般の方は立ち見…本当に、優遇され過ぎててちょっと怖いくらい。
まず鷲宮商工会の方(島田吉則さん)が司会として登場。
らき☆すたこそ初心者だけれど、アキバの常連でガンダムエースなどの愛読者だそうです。
時間が空く度に個人的裏話やネタなどを話してくださって、いわゆる幕間も楽しく過ごせました。
まず始めに、鷲宮太鼓の演奏から。
しかし、演奏する鷲宮町の少女達が、陵桜のセーラー服着て現れたのはさすがに驚きましたね。
「そう来るか」と思わず口走ってしまいました。
まあセーラー服は最初の演奏だけで、後は一般的な太鼓演奏時の服装だったのですが。
中々に聞き応えのある演奏が終わり、ようやく交付式へと移ります。
尤も、町長や声優さんたちの到着が少し遅れたので、その間島田さんが場繋ぎで大変そうでした(笑)
まず、鷲宮町長・本田健治さんと鷲宮商工会議長・上條哲弘さん、そして後お一人(すみません、どういった身分の方か分かりません)。
かがみ役の加藤英美里さん、つかさ役の福原香織さん、白石役の白石稔さん。
角川書店月刊コンプティーク編集長の多田年礼さん、鷲宮神社宮司の相沢力さん、といった方々がご登場なさいました。
まず町長と議長が抱負を述べ、特別住民票が加藤さん・福原さん・多田さん・相沢さんに渡されて。
最後に、加藤さんと福原さんがかがみとつかさの声でコメントしてくださいました。
…気の毒だったのが白石さんでした…席も用意されておらず、ずっと立ちっ放し。
終始意図的に無視され続け、結局少しでも喋れたのは交付式が完全に終了してから(笑)
せっかく学生服まで着て来たのに、ねえ。
終了後、一般の方はくじ引き(加藤さんと福原さんが行いました)によって決まった順番で住民票を買いに行き。
更に間違い探しラリーの参加登録も(こちらは希望者のみ)行われました。
けれど我々ツアー参加者は既に住民票を受け取っており、ラリーの用紙も持っていたので、上記内容はスルー。
そのまま鷲宮神社へと向かいます。
間違い探しラリーは神社への道中にある景色の間違い探しなので、見つけては立ち止まり間違いを探して印をつけて。
いや、最初の二つはともかく、残りの二つは結構難易度高かったですね。
見つけるのにかなり手間取りました(全部見つけられて良かった…)。
ようやっと神社へ到着。
大酉茶屋を見かけて、その真ん前にらっきーSALEの応募場所を発見。
早速当たりカードで応募して、大酉茶屋の中や黒板・記念碑などをじっくり見させてもらって。
そういえばこの時、白石さんがSPと報道陣を引き連れて現れましたっけ。
黒板の写真を撮った後、茶屋へと入っていきましたが…あまり気にしませんでしたね(オイ)。
物販コーナーでグッズや土産などを買い捲り、間違い探しラリーの応募もしっかり行い。
ゆっくりと境内へ向かいました。
いやはや、さすがは関東最古の神社だけあって、予想以上に広かった。
おみくじ引いて、参拝して、お守りやお札などを購入して。
この辺だけだと一般観光客と変わりませんよね、基本的に。
あらかた用事を済ませた後、ファン参加型イベントの抽選のために並んでいる人たちに混じりました。
しかし事前の情報では、整列場所は非公開と明記されていたのに、なぜ並んでいたのやら。
抽選開始時刻前なのに列が凄まじい事になり、スタッフが頑張って整理に動き始めました。
とはいえ、場所の限られた境内で、一般参拝者の邪魔にならないように、というのはかなり大変なようでした。
何しろ人数が人数ですから…指示に従って動くこちらもかなりの窮屈さを強いられてしまいました。
3列で並んだ後、更に4列×3の状態に動き、先頭の人がジャンケンして抽選順を決めたようです。
で、どうやら私のいた列の人が一番勝ちしたようで、随分と早く抽選券を貰い、イベント会場に入りました。
だけどそれからがまた長かった…ざっと二時間ほども立ってたのですよ、日差しの強い中。
まあ真夏よりはかなりマシでしたが…始まる前に疲れてしまったのは私だけではないはず。
鷲宮高校吹奏楽部の演奏も、準備が始まってから演奏開始までずいぶんとかかりました。
今思えば、司会を務める白石さんがまだ到着していなかったのかな、とも思います。
ジャージ姿の白石さんが登場し、美豚(びとん、だそうです)のシャツをお披露目。
……まあそれはともかく、ここでやっと演奏が始まりました。
演奏はさすがに大したものでしたが、残念ながらドラマの主題歌は分かりませんでした。
ドラマはほとんど見ていないもので…分かったのはアニメ「のだめ」のオープニングと「もってけセーラーふく」のみ。
だけど最後、アンコールされた「もってけセーラーふく」で白石さんが歌ったのは面白かった…。
さてさて、やっとここからが本番。
とその前に、加藤さんと福原さんが何と巫女さん姿(!)で登場し、いきなりのサプライズ。
そのまま一つ目のイベント「爆弾チョココロネ」に入ります。
くじ引きで選ばれた8人が、4人ずつに分かれて用意されたチョココロネを食べる。
ただし、そのうち一つにはワサビが山ほど入っているのです。
食べてもらった後、最初の4人の時は加藤さん、次の4人では福原さんがワサビ入りを食べた人を当てるゲーム。
見事にお二人を欺けたら豪華景品、という趣向でした。
結果は、見事に8人とも豪華景品をゲット!
皆さん素晴らしい演技力で、白石さんの言う通り本当に大したもんです。
何せちょっと試食してみた白石さんが、「自分には無理」と断言したくらいですから。
で、最初の4人がらき☆すたの幟、後の4人がらき☆すたスタンプラリーの旗を手に入れました…羨ましい。
次は「バルサミコ酢一気飲み」。
これもくじで選ばれた8人が4人ずつに分かれ、それぞれで早飲み勝負!
両チームで勝ち残った一人ずつが更に勝負して、勝った者が景品を手に出来ます。
だけどこれ、ぐい飲みした白石さんがあっという間に水を消費したほどの辛さ。
何でも口から胃に入った後、顔面へ戻ってきて目から飛び出たような感覚だった、とか。
実際のところ、優勝した人はしばらく大変そうでした…。
で、景品はバルサミコ酢一瓶。ただし、加藤さんと福原さんのサイン入り!!
ちなみに残りの人は、参加賞として白石のストラップを貰ってました。
次は「○×クイズ」。
くじで選ばれた5人が白石が出題するクイズに答え、最も正解できた人が景品を手にするというゲーム。
主にらき☆すたのカルトクイズだったのですが、これが意外に難しい。
もう一度コミックス及びアニメを見返さないといかん、と実感しました。
かがみとつかさとあやのって、「中学二年から5年間」ずっと同じクラスだったんですね…。
てっきり6年間だと思い込んでましたよ、実際皆さんもそうだったようです。
後は声優さんたちのプライベートからの問題もあったけど、これはカンに頼るしかなかったので。
そして優勝者は、何とかがみとつかさのイラスト入り鏡をゲット!しかもサイン入り!!
で、ラストはメールdeらっきー。
コンプエース5月号にあるQRコードで事前に応募しておき、この会場で当選者が分かるイベント。
加藤さんと福原さんが、応募した人たちのアドレスの中から一つを選んでメールを送信。
メールの届いた人が当選者となります…残念ながら、私はダメでしたが。
ただ、加藤さんのメールは会場にいた人に届きましたが、福原さんのは会場にいない人に送られたようで…。
その人は、後日郵送という事になるそうです。
で、この時の景品とは、大酉茶屋の横にある記念碑のミニサイズ版!!!
…本来ならここで終わるはずだったのですが、何でも景品が余っているとの事で、再度くじ引き。
余っていたのは、鏡とバルサミコ酢。
選ばれたお二人のうち、ジャンケンで勝った方が鏡を、負けた方が酢を手にしました。
…酢でもいいから、欲しかったです…。
ここで、白石のストラップも余ってないのかという声が上がり、何と4つもの余りが登場。
またまたくじ引きが行われ、選ばれた4人がストラップを手にしました。
もうさすがに時間も迫り、ここでイベントは終了。
結局一度もくじで選ばれなかったけれど、とても楽しい時間を過ごせました。
まあスクラッチカードで当たりが出たんだし、あまり贅沢は言えないのですが。
後はバスに戻り、秋葉原を経由して名古屋へ帰って参りました。
本当に、本当に充実した一日でした。何もかも全部忘れてのめり込むほどに。
ただ一つ心残りがあるとすればスタンプラリーですが、こればっかりは一日では無理ですからね。
一週間足らずくらいは、宿泊するつもりで行かないと。
実現の可能性はかなり低いですけどね、金銭的にも仕事的にも。
いずれにせよ、是非もう一度行きたいというのはあります。
これっきりにはしたくないですからね。
それにしても…ああ、本当に鷲宮や幸手の方々が歓迎してくださって嬉しかった。
当初の頃の認識を改めていただけた、それだけでもう充分すぎるくらいです。
だいぶ前に日記でも書きましたが、アニヲタだけ差別されるのはどう考えてもおかしい。
年末年始に加えて、今回の町をあげてのイベント開催は、
テレビでも好意的に取り上げられて評判は上々。
こんなに素晴らしい事は無いです、こういう動きがもっともっと広まってくれる事を、心から願っています。
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