０２／０８（木）【外科医エリーゼ】 せっかく色々と上手くいきそうなのに、邪魔が入るのは嫌だな。

外科医エリーゼ

むっ・・・やっぱり体調悪いんじゃないか。

意地張ってないで診察を受けんかい。

！そうか、この人がベン子爵。

素性を喋られるのはマズいか・・・あら。

性格が違い過ぎて他人の空似と断じられた。

ラッキー。

・・・おお、本当に誠実なお人やな。

エリーゼの手柄を横取りせず、ちゃんと正直に話した。

・・・まあ、すぐには信じちゃもらえんか。

間違いなく真実なのだが、どう証明したら良いのやら。

・・・・・・・・・ふー。

脾臓摘出手術の詳細を説明した事で、信じてもらえたようだ。

そしてここにいる3人の推薦で、受験資格も得られた。

にしても難易度を上げろなどという指令が出てたとは。

だがそうはいかん、ここで合格しなきゃ話にならんのだから。

お、ちゃんと来たのか殿下。

それで良い、きちんと診断して健康ならそれで良いのだから。

！皇室十字病院で原因が分からなかったのか。

セカンドオピニオンは大事である。
・・・亜急性甲状腺炎・・・へえ、恐らく的を射てるんだろうな。

何でもないように断言した辺り、さすがだ。

ん？・・・おやおや、どしたの皇太子殿下（笑）

婚約破棄後に惚れちゃった？

仲が良くなるのは結構だが、何とも困ったものである。

・・・うーん、どうもレンは相談相手に相応しくないな。

もうちょっと何とかならんものか。

そうだよな、宝石貰っても嬉しくはなかろう。

！！イチゴのケーキ・・・マンゴープリン・・・ううーむ。

前言撤回だ、レンは正しかったようで。

あー・・・試験のレベル上げはベントの発案か。

！婚約発表してしまえだと、マズいな。

エリーゼの才覚を認めてはいるようだが、賭けを台無しにされては困る。