０８／０５（月）【魔導具師ダリヤはうつむかない】 トビアスのみならず、女の方も鬱陶しいな。

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか？

ええー・・・ここでやられるようでは話にならんだろうに。

！なんだ、これがリンネの本気っすか？

最初からそれでやってりゃ良かったのに・・・でも。

決定打には至らんようですな。

・・・覚悟のメガンテ的攻撃も途中で力尽きるとか。

これで終わっちゃあんまりなのだが？

・・・・・・何とか勝ったかい。

！ヴァネッサがシドを思い出した。

・・・へえ、シドにこの剣を託されてたって？

何で致命傷負ってから思い出すかなぁ。

シドもこの状況を予期していたってか。

他種族の英雄の誰かが起こした世界輪廻・・・。

そいつを倒さねば終わらない、か。

ジャンヌはここを発って、世界遠征へ出向く。

カイたちも旅に出る・・・んん？

一緒に行かないのか？

ふー・・・ま、どうでもいいか。

丁度話も一段落したし、ここらが潮時だろう。

申し訳ないが特に先が気にならん以上、見続ける意味も無い。


ハズレ枠の【状態異常スキル】で

最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

・・・うーむ・・・クラスメイトどもの話、要らねー・・・。

なぁセラスさんや、その恰好なんとかならないの？

最低でも肌を晒さないだけで、随分と違うと思うのだが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

うん、もういい。

さすがにイラつく事が多すぎる。

悪いがこれ以上見続けるのは御免である。


魔導具師ダリヤはうつむかない

！もう見抜くとは、大したもんだな。

えっ匂いって・・・いや、変な意味じゃないのは分かるけれど。

・・・何だか妙に和気藹々・・・思ったより良い感じ。

この分なら良い仲になれそうだ。

！何でこいつらがこんなとこに、邪魔な。

は？謝罪？・・・ち、もう過去の事なんだから蒸し返すなよ・・・。

！・・・やるじゃないか、ヴォルフ。

これならうまくすれば、向こうから避けてくれるかもしれん。

・・・そうだな、場所を変えるべきだろう。

人工魔剣・・・そりゃ確かに面白そうだの。

冬夜がモデリングとエンチャントで色々作ってたのを思い出す。

二人でお出掛け、これってもうデートですよね。

トビアスのバカといた時よりずっと良い笑顔しとる。

！亡父の友人・・・へえ、そんな借りがあったの。

で、いつかダリヤが来店したら魔導具を見せてやって欲しい、と。

・・・困るよねぇ、そんな話聞くと泣けてきちゃうじゃないか。